アコーステッィク・コンサート-4 - 管理人 URL

2017/12/12 (Tue) 06:37:34

ポールの歌を謡い終えられると、真子さんがお話をはじめられる・・・

「懐かしい曲を謡いましたが、ねぇ？　ポールっていったい誰(笑)」

ここで喉を潤すために傍らに用意されているミネラルウォーターに手を伸ばされた真子さんだが、キャップをクルッと回されると、立ち上がって後ろ向きになってお水をゴックンされた。
お水を飲むのを見られるのが恥ずかしいのか？　それとも観客に失礼だと思い、そう為さったのか？　

水分補給が終わると、着席して再び口を開かれた・・・

「風邪の時に無理して謡っちゃって・・・　声が出なくなって・・・　お医者さんに駆け込んだんだけど、そのお医者さんはミュージカルの俳優さん達なんかも診ておられるお医者さんで、歌手の事をよく解っている先生なの・・・」

「それで・・・ラジオに出演した時は、先生のおかげでなんとかなったんだけど、その後また声のでない日が続いて、皆に心配かけて申し訳なくて・・・」

「こんな時にインフルエンザにかかったら大変だわぁ〜〜〜と思って、予防接種の注射をしてもらったら、次の日からまた風邪をひいちゃって・・・　鼻水が凄くて・・・　人間ってこんなに鼻水が出るかな？　って思うぐらい酷い鼻水で・・・　そんなこの頃でしたが。次の曲はとても素敵なので聴いて下さい」

ネピアを日に2箱も消費する程、激しい鼻水に真子さんが耐えておられたと知って、オラは胸が苦しくなった・・・
真子さん！！　鼻水の酷い時は、ぜし耳鼻科に行って下さい！！
相応の苦痛を伴いますが、鼻のフルコース洗浄をしてもらうと、随分善くなりますよ(^O^)

パンチの効いた前奏が流れた・・・　最初の音で解る！　6曲目「めまい」

フラメンコを踊る様に、大きな振り付けでめまいを謡われる真子さん。
天使が舞っているいるようだ(^O^)

曲がエンディングを迎えると、一際大きな拍手が観客からステージの真子さんに浴びせられた。
深々とお辞儀をなさり、それが終わると真子さんは衣装替えの為、ステージの下手に歩んで行かれた。

真子さんがお着替えの間、山梨バンドが演奏し、観客をもてなしてくれる。
バンドマスターの山梨さんが口を開かれた・・・

「青山さんが子供の頃、街にサーカスがやって来た、その折の想い出を曲にしました」

南フランスの柔らかい日射しを思わせるような、陽気なメロディーが数分続いた。
そして、山梨さんと青山さんの演奏が終わると、衣装を新たに女神が再び下手から颯爽(さっそう)と現れた！！

真っ赤だった！！　真子さんのドレスも真紅だし、照明さんが映し出された背景も、真紅のバラだった！！

真紅のドレス・・・　そう一言で紹介してしまうのはもったいない。
少しだけ詳しくお伝えしよう・・・
ドレスはもちろんノースリーブ(袖なし)、真子さんの細いウエストを締め付ける様に、黒色のサッシュベルトと、胸元の黒いバラのコサージュがアクセントになっている。
ドレスの丈はヒザ下、或いはくるぶしまでのロング丈であろうが、前列の観客の頭でそれを確認する事は出来なかった。

ウェディングドレスのように白いドレスに続いて、真紅のドレス・・・
コントラストがあってイイとオラは思ったし、次曲に繋がる色合いのドレスを召されたところが、気が利いている(^O^)

前奏が流れ出す・・・7曲目「薔薇のジャム」

うつむき加減で、けだるそうに謡われる真子さん。
曲が終わるとMCが始まる。

「25年ぐらいブランクがあったんだけど、その時、山梨さんが、もう一度謡ってみない？　と言って下さって・・・45歳で再デビューして、本当に嬉しいです」

「あのね・・・　ここの楽屋、隣の幼稚園の教室を使っているの。絵とか貼ってあって可愛いんです」

「では大好きな曲です。聴いて下さい」

真子さんは45歳で再デビュー為さったと仰ったが・・・
再デビューを「Kira kira ∞」がリリースされた2001年とすると40歳で再デビューだし、2004年リリースの「海の記憶」だと43歳ということになる。
甘んじて2005年の「リバイバルコンサート」を再デビューとするとしても44歳である。

まぁ、とにかく・・・真子さんは大好きだと仰る「白いオルゴール」を謡い始められた。